旧MITIRK機関誌(不定期発行)
創 造Vol.2
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
(鴨長明「方丈記」より)
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
(「平家物語」より)
(過去の箴言集は投稿欄のインデックスアーカイブスに移動しました。ぜひご覧ください)
WEB版「創造」創刊から、この7月で10周年を迎えました。
ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
この10年間、何があったでしょうか?
詳しいことは皆様の論考を待つとして、ざっと振り返ってみると、
東日本大震災、福島原発事故(11年前)、民主党政権の崩壊と悪夢の安倍政権、
そしてコロナ禍、ウクライナ戦争、安倍晋三銃殺事件。
やはり目まぐるしい変化がありましたが、この国は著しく劣化している気がします。
冒頭の「方丈記」は自然災害、地震、つむじ風(竜巻)、飢饉、疫病などを描いている。
厳しい自然と格闘しながら生き延びてきた日本人の無常観を表している。
一方の「平家物語」は権力者の栄枯盛衰を描いている。
現代に目を転じれば、自然災害、原発の過酷事故、疫病に苦しめられている。
そして悪政と権力の私物化の限りを尽くし
日本を破壊した「おごれる人」は自らまいた種により「久しからず」を実践して見せた。
「方丈記」「平家物語」は現代に通じるものがある。
(2022年7月吉日)
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年 月 日 |
表 題 |
項 目 |
投稿者 |
2018年7月14日 |
投稿 |
風流亭夢譚 |
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2018年7月14日 |
ご挨拶 |
編集長 |
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2019年7月13日 |
ご挨拶 |
編集長 |
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2020年10月12日 |
投稿 |
風流亭夢譚 |
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2020年10月12日 |
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投稿 |
風流亭夢譚 |
2020年10月12日 |
投稿 |
風流亭夢譚 |
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2021年9月1日 |
投稿 |
風流亭夢譚 |
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創造Vol.2 目 次
1 ご挨拶
(掲示板に載りましたが、表紙に載せなかったものです) |
編集長 |
2016年7月1日 |
(掲示板に載りましたが、表紙に載せなかったものです) |
編集長 |
2017年1月1日 |
編集長 |
2017年8月29日 |
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編集長 |
2018年1月4日 |
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2 投稿
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インデックスアーカイブス(随時更新) |
編集長 |
2017年9月16日 |
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(某地方ミニコミ誌に掲載したもの。VOL1の旧原稿を加筆修正しました。) |
風流亭夢譚 |
2017年10月24日 |
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(2016年12月に掲示板に載せたけど、表紙には載せていなかったものです。) |
風流亭夢譚 |
2017年11月26日 |
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3 特集
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4 その他
音楽の時間
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編集者 |
2017年9月26日 |
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読書の時間
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映画の時間
趣味の時間
理工の時間
漫画研究会
廃炉研究同好会
夢譚語録編纂舎
東京都渋谷区道玄坂2丁目 創造ビル8F
創造編集部発行